磐持ち大会


 開催日時:8月25日(土)・26日(日) 各日19:00〜
 開催場所:菟橋神社境内 特設土俵内

 当日参加受付で挑戦者の制限はありませんので、力自慢・足腰自慢の方は奮ってご参加ください


≪由縁など≫- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 元禄年間頃より流行してきた磐持ち、力競べは、毎年8月27日の菟橋神社西瓜まつりの神事の一つとして、昔は濱田村の堰の広場(現在は小公園)で磐持石の力競べをした。 石を担ぎあげた人には、ご祝儀として濱田村よりお酒を二升進呈する習わしだった。

 磐持石は、真石でやや黒色を帯びていて重量は40貫500匁(約151kg)と呼称され、卵型で肌触りが良く、担ぎよい石で能美郡内の磐持石の標準となっており、 現在は菟橋神社の境内に安置してあります。

 この石を担ぎ上げる際に、普通に持ち上げる方法の他に、長さ三尺(90cm)太さ三寸(6〜9cm)のゴンボと呼ばれる〆縄を使ったゴンボ掛けの方法がありますが、いずれにしても力ばかりではなく、特有のコツが必要だといわれています。

 まず登竜門として行われる約70kgの米俵担ぎについては、毎年20〜30人ほどの担ぎ上げ成功者が出ますが、いざ磐持ち石を担ぎ上げるとなると、成功する者は毎年1名居るか居ないかという難しさで、このために一年間鍛え上げ、毎年挑戦しているという参加者も少なくありません。また、その屈強な参加者達が米俵や磐持ち石を担ぎ上げる勇ましい姿を楽しみにする観客も多く、成功するたびに歓声が上がったりと毎年盛り上がる行事となっております。

inserted by FC2 system